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2026-08-07

株の時間足はどれを見る?|1分足・5分足・1時間足・日足の使い分けを解説

株のチャートで見るべき時間足はどれ?1分足・5分足・1時間足・日足それぞれの性格と向いているトレードスタイルを整理し、生活リズムや相場を見られる時間から自分に合う時間足を選ぶ考え方を初心者向けにわかりやすく解説します。

#初心者#テクニカル#チャートの見方

この記事でわかること

・時間足とは何か(ローソク足1本が表す時間の長さ)
・1分足・5分足・1時間足・日足それぞれの性格と向いているスタイル
・生活リズムから自分に合う時間足を選ぶ考え方と、複数の時間足の組み合わせ方

チャートの読み方を勉強し始めると、誰もが一度はぶつかるのが「時間足(じかんあし)はどれを見ればいいの?」という疑問です。1分足・5分足・1時間足・日足……選択肢が多くて迷いますよね。実は、時間足選びは トレードスタイル選び そのものです。今回もアゲハとサチ先生の会話で、自分に合う時間足の見つけ方を整理していきましょう。

時間足とは何か

まずは言葉の意味からです。時間足とは、ローソク足1本がどれだけの時間の値動きをまとめているか、という区切りのことです(詳しくは用語集「時間足」も参照)。ほとんどのチャートツールでは、ボタン1つで1分足・5分足・日足などに切り替えられます。同じ銘柄の同じ期間でも、時間足を変えるだけで「急騰急落の連続」に見えたり「なだらかな上昇」に見えたりするのが面白いところです。

アゲハ
サチ先生。チャートの設定に「1分足」とか「日足」とかあるけど、あれ何が違うわけ?
サチ先生
ローソク足1本が表す時間の長さが違うんですね。1分足なら1本=1分間日足なら1本=1日の値動きをまとめています。同じ株でも、どの時間足で見るかで景色がまるで変わりますよ。
アゲハ
時間足が変わると、読み方も覚え直しなわけ?
サチ先生
そこは安心してください。陽線・陰線やヒゲの読み方はどの時間足でも共通です。変わるのは「1本が進むスピード」と「値動きの振れ幅」。地図の縮尺を変えるようなもので、地図の読み方自体は同じですね。
同じ1日の取引がローソク足何本になるかの比較。1分足なら約330本、5分足なら約66本、1時間足なら5〜6本、日足なら1本

ここまでの内容を、実際のチャートで練習できます(無料・登録不要)

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主要4つの時間足の性格

代表的な4つの時間足を、性格の違いに注目して見ていきましょう。

1分足|超短期・値動きが激しい

1本=1分。もっとも細かく値動きを追える時間足で、スキャルピング(数分単位で小さな利幅を狙う超短期売買)や短時間のデイトレードで使われます。エントリーから決済までが速く、損切りも利確も一瞬で判断する場面が多くなります。

アゲハ
1分足って、1分ごとに新しいローソク足ができるんでしょ。忙しすぎじゃん。
サチ先生
そのとおり、4つの中で一番せわしない足ですね。数分〜数十分の勝負になるので判断のスピードが求められますし、細かい上下動(ノイズ)も多いです。そのぶん、短い時間に売買の判断練習をたくさん積める、という面もあります。
1分足のデイトレードで見られる上昇トレンドのチャート例

1分足のトレンドの追い方は1分足・上昇トレンドの攻略ガイドで詳しく解説しています。

5分足|デイトレードの定番

1本=5分。1分足よりノイズが減り、その日の流れをつかみやすいバランス型で、デイトレードの定番 とされる時間足です。

アゲハ
デイトレードの本でよく「5分足」を見かけるのはなんで?
サチ先生
1分足ほど細かすぎず、1時間足ほど大ざっぱでもない、ちょうどいい縮尺だからですね。1日の取引時間(東証なら5時間半)が約66本に収まるので、朝からの流れを1画面で追いやすいんです。デイトレードの練習方法はデイトレードの練習方法の記事でも詳しく扱っています。

なお、1分足や5分足で戦う場合は、同じ1日の中でも時間帯によって値動きの性格が変わる点も覚えておきましょう。

東証の1日の時間帯ごとの値動きの特徴を示した図。寄付き直後と大引け前は売買が集中し値動きが激しい

1時間足|数日スイングの入り口

1本=1時間。数日〜1週間程度ポジションを持つ短期スイングトレードでよく使われます。1日の取引で数本しか確定しないため、昼休みや仕事の合間にチェックする程度でも流れを追いやすいのが特徴です。

アゲハ
1時間足は、どんな人向けなわけ?
サチ先生
「日中ずっとは見られないけれど、日足より細かく流れを追いたい」という人向けですね。数日単位の波をとらえるスイングトレードの入り口になる足です。1日に数回チャートを確認できれば、ついていけると思いますよ。

日足|数週間〜のスイング・大きな流れ

1本=1日。数週間〜数か月の値動き、つまり相場の 大きな流れ を見るのに向いた時間足です。多くの投資関連の書籍やニュースで使われるチャートも日足が中心で、テクニカル分析の解説の多くは日足を前提に書かれています。

アゲハ
日足なら、1日1回チャートを見るだけでいいってこと?
サチ先生
基本はそうですね。取引終了後に1本確定しますから、夜にゆっくり確認して翌日の方針を考えられます。日中働いている人でも続けやすいですし、トレンドの寿命が長いぶん、じっくり構えるスタイルに向いていると考えられます。

日足で見ると、日々の細かい上下は均され、次のような数週間単位の大きな流れが浮かび上がります。

日足で見た安定した上昇トレンドのチャート例。細かい上下を挟みながら数週間かけて切り上がっていく

自分に合う時間足の選び方

では、どうやって選べばいいのでしょうか。ここで大事なのは「どの時間足が優れているか」ではなく、自分の生活リズムでどれなら無理なく見られるか です。

アゲハ
結局、一番勝ちやすい時間足ってどれなわけ?
サチ先生
「この時間足なら有利」という正解は分かっていません。経験を積んだ人でも使う足はバラバラですからね。選ぶ基準はむしろ自分の生活のほうです。日中チャートに張り付けるのか、夜しか見られないのか、で現実的な選択肢が決まってきます。
アゲハ
あたし平日の昼は学校(仕事)があるから、ずっとは見られないんだけど。
サチ先生
それなら日足1時間足が候補になりますね。逆に日中に相場を見られる人は5分足や1分足のデイトレードも選べます。「見られない時間足で無理にトレードする」のが一番ストレスの大きい失敗パターンだと言われています。

目安を整理すると次のようになります。

  • 日中ずっと相場を見られる:1分足・5分足のデイトレードが選択肢に入る
  • 昼休みなど1日数回だけ見られる:1時間足の短期スイングが候補
  • 夜しかチャートを開けない:日足でじっくり構えるスタイルが現実的
  • まだ決められない:まず日足で大きな流れを読む練習から始め、慣れてから短い足を試す

なお、時間足を決めると移動平均線などの指標の期間設定も変わってきます。この点は移動平均線の期間設定の記事で詳しく解説しています。

時間足の選び方の分岐図。平日の日中にチャートを見られるなら5分足や1分足、見られないなら日足や1時間足。迷ったらまず日足から

複数の時間足を組み合わせる

慣れてきたら、時間足を1つに絞らず組み合わせる方法もあります。長い足で方向を確認し、短い足でタイミングを計る ——これはマルチタイムフレーム分析と呼ばれる考え方です。

アゲハ
2つも3つも見るなんて、頭がこんがらがりそうなんだけど。
サチ先生
役割分担を決めれば混乱しにくいですよ。たとえば日足で「今は上昇トレンドだ」と大きな方向を確認して、1時間足や5分足で「どこで買うか」を探す。地図で目的地を決めてから、カーナビで細かい道を選ぶイメージですね。
アゲハ
……まあ、分かった。でも最初から2つ見るのは大変じゃん。
サチ先生
最初は軸になる時間足を1つ決めて、それに慣れるのが先ですね。当サイトでは1分足・5分足・1時間足・日足の時間足別4コースを用意していて、同じようなパターンを異なる時間足で練習できます。まず1つの足で練習して、慣れたら別の足でも試すと、時間足ごとの性格の違いを実際に確かめられますよ。コースは練習コース一覧から選べます。

4つの時間足の比較表

ここまでの内容を1つの表にまとめます。

時間足 向いているスタイル 1回の練習・取引の時間感覚 値動きの性格
1分足 スキャルピング〜超短期デイトレ 数分〜数十分 激しい・ノイズ多め
5分足 デイトレード(定番) 数十分〜1日 短期の波が見やすい
1時間足 数日単位の短期スイング 数日〜1週間 日中の細かい動きが均される
日足 数週間〜のスイング・長期 数週間〜数か月 ゆっくり・大きな流れ向き

どの行が優れているという表ではなく、自分が確保できる時間と合う行を選ぶ ための表です。

まとめ

  • 時間足はローソク足1本が表す時間の長さ。読み方はどの足でも共通で、変わるのはスピードと振れ幅
  • 1分足=超短期で値動きが激しい、5分足=デイトレの定番、1時間足=数日スイングの入り口、日足=大きな流れ
  • 「どれが正解」ではなく、生活リズムの中で無理なく見られる時間足 を軸にする
  • 慣れてきたら「長い足で方向、短い足でタイミング」の組み合わせも試せる
  • 軸の時間足を1つ決めて、まずはその足での判断に慣れることが先決

実際に練習してみよう

時間足ごとの性格の違いは、説明を読むより実際のチャートで体感するのが近道です。当サイトの時間足別4コース(1分足・5分足・1時間足・日足)なら、未来が見えない状態のリプレイチャートで、同じパターンを異なる時間足で練習できます。

あわせて読みたい関連ガイド:

アゲハ(応援役のマスコット)

記事の内容、リアルな値動きのチャートで練習してみませんか?

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よくある質問

初心者はどの時間足から見ればいいですか?

決まった正解はありませんが、値動きが比較的ゆっくりで日中にチャートを見続けなくてよい日足から始める人が多いです。日中に相場を見られる時間があるなら、デイトレードの定番である5分足から始める選び方もあります。

時間足を変えるとローソク足の読み方も変わりますか?

変わりません。陽線・陰線やヒゲの読み方は1分足でも日足でも共通です。変わるのは1本が表す時間の長さと、値動きのスピード・振れ幅です。そのため、ある時間足で覚えたパターンの知識は他の時間足にも応用できます。

複数の時間足を同時に見る必要はありますか?

必須ではありませんが、長い時間足で全体の方向を確認し、短い時間足で売買のタイミングを探す「マルチタイムフレーム分析」は広く使われている手法です。まずは軸にする時間足を1つ決め、慣れてきたら1つ上の時間足を組み合わせるのが一般的です。

※本記事は教育目的の一般的な解説であり、投資助言や特定銘柄の推奨ではありません。掲載内容は将来の投資成果を保証するものではなく、株式等の取引には価格変動等により損失が生じるおそれがあります。詳細は免責事項をご確認ください。