
順張りと逆張りの違い|初心者はどちらから始めるべきか
株の売買手法の二大系統『順張り』と『逆張り』。それぞれのメリット・デメリット・向いている相場と、初心者がどちらから始めるべきかを解説します。
この記事でわかること
・順張り=流れに乗る、逆張り=反発を狙う、という2つの手法の違い
・それぞれのメリット・デメリットと、向いている相場
・初心者が順張りから始めるのがおすすめな3つの理由
株のトレード手法は、大きく**順張り(じゅんばり)と逆張り(ぎゃくばり)**の2つに分けられます。どちらが絶対に優れているというものではなく、向き不向きと相場状況で選ぶものです。アゲハとサチ先生の会話で、2つの違いを見ていきましょう。
順張りとは
順張りは、トレンドの方向に沿って売買する手法です。トレンドとは「株価が一定期間、同じ方向に動き続ける流れ」のこと。
- 上昇トレンド中に買う(押し目買い)
- 下降トレンド中に売る(戻り売り)
ここまでの内容を、実際のチャートで練習できます(無料・登録不要)
底値からの反発のシナリオで練習する →逆張りとは
逆張りは、トレンドと反対方向に売買する手法です。
- 急落した所で買う(底値拾い)
- 急騰した所で売る(天井売り)
順張りのメリット・デメリット
メリット
- 勝率より**ペイオフ(1回あたりの利幅)**が大きくなりやすい
- トレンドに乗れば、細かく売買しなくても利益が伸びる
- 判断基準が明快(トレンドライン・移動平均線の向きなど)
デメリット
- 入るのが遅いと高値掴みになる
- ダマシ(一時的な上抜け→すぐ戻る動き)で損切りが続くことがある
- レンジ相場(横ばいの相場)では機能しない
逆張りのメリット・デメリット
メリット
- 底や天井に近い良い値段で入れれば利益幅が大きい
- レンジ相場で有効
デメリット
- トレンド中の逆張りは大きな損失になりやすい(落ちるナイフを掴む)
- 心理的負担が大きい(下落中に買う勇気が必要)
- 底/天井がどこかは、後になってからしか分からない
初心者はどちらから始めるべきか
理由1:トレンドに乗れば負けにくい
上昇トレンドの銘柄を押し目で買う、というシンプルな型は、判断の基準が明確で初心者でも練習しやすい方法です。逆張りはタイミングが全てなので、経験を積んだ人向けです。
理由2:損切りラインが明確
損切りとは「これ以上損が広がる前に売って損失を確定させること」。順張りは「トレンドラインを割ったら損切り」と判定基準が単純です。逆張りは「底だと思ったのにまだ下がる」が頻発し、損切りの判断が難しくなりがちです。
理由3:相場の王道
相場の格言でも「トレンドは友達(The trend is your friend)」と言われます。大きな資金を運用するプロ(機関投資家)もトレンドフォローが主流。大きな流れに逆らって勝つのは簡単ではありません。
使い分けの目安
| 相場 | 向く手法 |
|---|---|
| 上昇トレンド中 | 順張り(押し目買い) |
| 下降トレンド中 | 順張り(戻り売り) |
| レンジ | 逆張り(上限売り/下限買い) |
| 急騰/急落(過熱) | 逆張り(反発狙い) |
練習で両方を試す
まとめ
- 順張りはトレンド追従、逆張りは反発狙い
- 順張りは利幅を取りやすいがレンジ相場では機能しない
- 逆張りはレンジ相場で有効だが、トレンド中は落ちるナイフを掴む危険がある
- 初心者は順張りから始めるのがおすすめ
- 相場状況で使い分けるのが上級者
- どちらも損切りラインの設定が前提
実際に練習してみよう
知識は練習して初めて身につきます。過去チャートのリプレイで、順張り・逆張りをノーリスクで試してみましょう。
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よくある質問
初心者は順張りと逆張りのどちらから始めるべきですか?
記事では順張りから始める方法をすすめています。流れに沿って入るぶん判断の根拠が作りやすく、損切り位置も直近の安値など明確な基準に置きやすいためです。
逆張りはやってはいけないのですか?
そうではありません。レンジ相場のように上下が繰り返される場面では有効に働くことがあります。ただし下落の途中で反発を待つ形になるため、損切りを決めずに入ると損失が伸びやすい点に注意が必要です。
順張りと逆張りは併用できますか?
相場の状態によって使い分ける考え方があります。ただし同時に両方の理屈を使うと、都合のよい方に判断が寄りやすくなります。1回の売買では、どちらの前提で入ったのかを先に決めておく方法が一般的です。
※本記事は教育目的の一般的な解説であり、投資助言や特定銘柄の推奨ではありません。掲載内容は将来の投資成果を保証するものではなく、株式等の取引には価格変動等により損失が生じるおそれがあります。詳細は免責事項をご確認ください。
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サチ先生
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