株式投資の分析手法には大きく分けて「ファンダメンタル分析」と「テクニカル分析」の2つがあります。この記事では、チャートの値動きから売買のタイミングを探るテクニカル分析について、初心者が最初に知っておきたい3つの指標を紹介します。
テクニカル分析とは
テクニカル分析とは、過去の株価や出来高のデータをもとに、今後の値動きの傾向を分析する手法です。企業の業績や財務状況を分析するファンダメンタル分析とは異なり、チャート上のパターンや指標を使って判断を行います。
「過去の値動きには一定のパターンがあり、それが将来も繰り返される傾向がある」という考え方がベースになっています。ただし、あくまで傾向であり、確実な予測ができるわけではない点は理解しておく必要があります。
1. 移動平均線
移動平均線は、一定期間の終値の平均値を線でつないだもので、テクニカル分析の中で最も基本的な指標の一つです。
よく使われるのは5日・25日・75日などの期間で、短期の移動平均線が長期の移動平均線を上抜けると「ゴールデンクロス」、下抜けると「デッドクロス」と呼ばれ、売買サインの一つとして参考にされることがあります。
2. RSI(相対力指数)
RSI(Relative Strength Index)は、一定期間の値上がり幅と値下がり幅の比率から、買われすぎ・売られすぎを判断するための指標です。0〜100の数値で表されます。
一般的には、RSIが70以上で「買われすぎ」、30以下で「売られすぎ」と判断されることが多いですが、強いトレンドが出ている場面ではこの水準に張り付くこともあるため、他の指標と組み合わせて使うのが一般的です。
3. MACD
MACD(Moving Average Convergence Divergence)は、短期と長期の指数移動平均線の差を利用した指標です。MACD線とシグナル線の2本の線で構成されます。
MACD線がシグナル線を上抜けると買いサイン、下抜けると売りサインとして参考にされることがあります。トレンドの方向性と強さを把握するのに役立つ指標とされています。
テクニカル分析を学ぶ上での注意点
テクニカル指標はあくまで過去のデータに基づくものであり、将来の値動きを保証するものではありません。一つの指標だけに頼るのではなく、複数の指標を組み合わせたり、ファンダメンタル分析と併用したりすることが一般的です。
また、実際に使いこなすためには、知識だけでなくチャートを見ながらの実践的な練習が大切です。シミュレーション環境で繰り返し練習することで、指標の見方に慣れていくことができます。
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