株のチャートパターン入門|ダブルボトム・ヘッドアンドショルダーなど代表形
株のチャート分析でよく出る代表的なチャートパターン6種を図解。ダブルボトム、ヘッドアンドショルダー、トライアングル、カップウィズハンドル等の形と使い方。
チャートパターンは、過去の相場で繰り返し現れた形を指します。形そのものに必勝力はありませんが、多くのトレーダーが同じ形を見て動くため、一種の自己実現的な動きをします。代表的な6パターンを押さえておくだけで、相場の見え方が変わります。
1. ダブルボトム(W底):底打ちパターン
同水準の安値を2回つけてから上昇する底打ちパターン。アルファベットの「W」に似た形から名付けられました。
エントリー: ネックラインを上抜けた時点で買い。上昇幅はネックラインから底までの値幅と同等が目安。
2. ヘッドアンドショルダー(三尊天井):天井パターン
中央が最も高く、左右に同程度の山がある形。人の頭と両肩に似ているので命名されました。天井転換の強いサインとされます。
エントリー: ネックラインを下抜けた時点で空売り。下落幅は頭からネックまでの値幅が目安。
3. トリプルトップ/ボトム:三尊型の変形
3つの山/谷が同水準で並ぶパターン。強いサポート/レジスタンスを示唆。最後の山/谷で勢いが尽きて反転する。
4. トライアングル:収束型
高値切り下げ・安値切り上げで三角形に収束する形。エネルギーを貯めて最終的にブレイクします。
- 対称トライアングル: 上下均等 → 方向性不明、ブレイク方向を待つ
- アセンディング: 高値水平・安値切り上げ → 上抜けしやすい
- ディセンディング: 安値水平・高値切り下げ → 下抜けしやすい
エントリー: 三角形のブレイク方向にエントリー。ブレイク前に仕掛けるとダマシに遭いやすい。
5. カップウィズハンドル:継続パターン
茶碗のような丸い形 + 右端に小さな取っ手(調整)。上昇中の中断を経て再上昇する強力なパターン。米国株で特に有名。
エントリー: カップのふち(レジスタンス)を上抜けた時点。ハンドル中に出来高が減り、ブレイクで出来高増なら理想。
6. フラッグ:短期継続パターン
急騰/急落後の小幅な平行四辺形型調整を経て、トレンド方向に再び動く短期パターン。1〜3週間程度で完成。
チャートパターンの注意点
形に当てはめすぎない
「これはダブルボトムに見える」と思っても、ネックラインを実際に上抜けないと意味がない。形だけでエントリーせず、必ずブレイクを確認する。
長い時間軸ほど強い
日足・週足で見えるパターンは信頼度が高く、分足・時間足は参考程度。
出来高との整合性
本物のパターンは出来高が特定のタイミングで増える(ダブルボトムのネックブレイクで出来高急増 etc.)。出来高が追いつかないパターンはダマシの可能性。
練習で感覚を掴む
チャートパターンは文字で覚えるより、実チャートで何十回も見てパターンに気づけるようになるのが重要です。本サイトの練習コースには「ダブルボトム」「ヘッドアンドショルダー」「カップウィズハンドル」など主要パターンのシナリオが揃っています。
まとめ
- チャートパターンは過去の形の繰り返しを利用する手法
- 代表形:ダブルボトム、ヘッドアンドショルダー、トライアングル、カップウィズハンドル、フラッグ
- ブレイク確認・出来高・時間軸の3つで信頼度を判定
- 形に当てはめすぎず、実チャートでの反復練習が最速
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